トランプ氏、中間選挙の直後に「北核、急ぐ必要がない」7回言及
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.09 09:10
ドナルド・トランプ米大統領が中間選挙を行うや否や北核問題をめぐって「急ぐ必要がない」と明らかにした。トランプ大統領は中間選挙の翌日である7日(現地時間)、ホワイトハウス記者会見で「今北朝鮮と進行される状況に満足しており、うまくいっていると考える。制裁はそのまま維持され、ミサイルとロケットも止まった」としてこのように話した。また「私は制裁を解除したいが、彼らの対応があってこそ(responsive)可能なことだ。それは双方向(two-way street)でなければならない」と述べた。
最優先懸案である全国選挙を終えて一息ついたトランプ大統領が①北朝鮮が非核化措置を取るべきだ②それとも制裁緩和もない③制裁がある限り、われわれは急ぐ必要がないという対北朝鮮交渉の思惑を直接的に公開したものと分析される。米朝高官級会談が延期されたにもかかわらず、むしろ呑気な態度をとっているトランプ大統領だ。ワシントンの事情に明るい消息筋は「トランプ大統領は制裁が維持される限り、主導権は米国が握っていると見ている」と伝えた。