小児アトピーが最も多いのは済州? 犯人は日本スギ花粉=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.09 07:55
アトピー皮膚炎の患者が19歳以下の小児では済州(チェジュ)に、20歳以上の成人はソウル・京畿(キョンギ)・仁川(インチョン)など首都圏に多いことが分かった。国民健康保険公団と大韓アトピー皮膚炎学会が共同研究を進めた結果、このような事実が明らかになった。
公団と学会は健康保険ビッグデータを活用してアトピー皮膚炎患者の有病率と医療利用の実態などを分析した。2010年から2015年までアトピー皮膚炎の診断を受けた患者621万9762人を対象に調査が実施された。
年齢別では、小児(0~19歳)は410万人、成人(20歳以上)は212万人で、小児が成人より倍近く診療を受けていることが明らかになった。地域別では、2015年基準として小児のアトピー有病率は済州地域が7.27%で最も高かった。首都圏が6.17~6.43%、慶尚道(キョンサンド)と全羅南道(チョルラナムド)が4.9~5.27%だった。反面、成人はソウル・京畿・仁川・大田(テジョン)地域が1.03~1.08%で、1%以下の他地域に比べて高かった。