韓経:【コラム】復活する日本の「海軍パワー」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.30 08:37
「性能が同水準の味方の戦闘機5機と敵軍の戦闘機3機が空中戦を行えばどうなるだろうか。最終的に生き残る味方の戦闘機は2機でなく戦力差の自乗数である4機だ」。英国の航空学者フレデリック・ランチェスターは第1次世界大戦を分析した後、「戦闘結果の格差は双方の戦力差の自乗ほど広がる」という事実を明らかにした。これを「ランチェスターの法則」という。
近現代の海戦でも大きな戦艦と大口径艦砲の「巨艦巨砲戦略」が有利だった。空母の塔載機数もまた多いほど勝つ確率が高かった。
早くから空母戦力を強化した日本は1921年に世界初の空母「鳳翔」を進水した。1941年12月にハワイの真珠湾を空襲する時に戦力の主軸となったのも空母だった。その時先鋒に立った空母の名前は「加賀」だった。この空母は1942年6月のミッドウェイ海戦で米海軍に撃沈された。