韓国全域にPM2.5飛散…「他国へ移住したい」「終末映画の中の空だ」…政府には中国への対策要求も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.26 09:23
「最初はメガネに何か付いているのかと思った。空全体が灰色で、まるで地球終末映画の中の空みたいだ」
25日、ソウルのある地下鉄構内で会った大学生キムさん(24)の言葉だ。市民は3日間続いている高濃度粒子状物質発の「灰色の空」に視覚的な恐怖を感じていると口々に話した。
韓国環境公団の大気情報サイト「エアコリア」によると、25日午後12時のソウルのPM2.5(微小粒子状物質)濃度は1立方メートルあたり104マイクログラムだ。粒子状物質の予報段階上、「非常に悪い」に該当する。京畿道(キョンギド)は121マイクログラム/立方メートル、光州(クァンジュ)は116マイクログラム/立方メートル、忠清北道(チュンチョンブクド)110マイクログラム/立方メートル、仁川(インチョン)107マイクログラム/立方メートルなどで全国の大部分が「灰色空襲」を受けた。