大宇造船、4400億ウォン規模の海軍新型潜水艦救難艦を受注
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.07 16:15
大宇造船海洋が新型潜水艦救難艦(ASR-II)1隻を受注したと7日、明らかにした。契約金額は計4435億ウォン(約447億円)で、2022年末までに製作して海軍に引き渡す予定だ。
今回受注した潜水艦救難艦には潜水士が最大300メートルまで深海潜水任務を遂行できる装備が搭載される。また、潜水士の作戦遂行が難しい最大500メートルの海底でも遭難潜水艦の乗務員を救助できる新型深海救難艇(DSRV)、海底1000メートルで運用できる水中無人探査機(ROV)も含まれる予定だ。
大宇造船は1996年に任務を始めた韓国海軍唯一の潜水艦救難艦「清海鎮(チョンヘジン)」を建造した。今回の受注で潜水艦救難艦の建造経験を積めば、潜水艦と潜水艦救難艦をパッケージで輸出する機会を期待できるというのが大宇造船の説明だ。大宇造船は2011年、インドネシア国防省から1兆2000億ウォン規模の改良型潜水艦(1400トン級)建造事業を受注した。