韓経:米朝会談前日にドタキャン…また登場した北の「揺さぶり」交渉術
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.08 09:59
北朝鮮の非核化進展で重大な分水嶺になると予想された米朝高官級会談が突然延期された。ポンペオ米国務長官と8日にニューヨークで会談することにしていた北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)労働党副委員長が米国側に取り消し通知をしたことがわかった。会談開始わずか1日前に発生したもので、韓国政府は北朝鮮から言質さえ得られなかった。北朝鮮特有の交渉用の「揺さぶり」なのか、米朝間に重大な溝が発生したのか関心が集まっている。
◇北朝鮮の一方的通知にあわてた青瓦台
米国務省は7日、「ニューヨークで今週開かれる予定だった米朝高官級会談が延期された。双方の日程が許し次第今後日程を改めて議論することにした」と明らかにした。5日に声明を通じ高官級会談の日時と場所を正式発表してから2日もたたずに延期を発表したのだ。