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多国籍製薬会社、韓国工場撤収…人件費上昇により韓国市場の魅力失う

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.10 09:36
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多国籍製薬会社の韓国生産工場の撤収が相次いでいる。韓国の人件費上昇と、グローバル製薬市場の変化により、韓国市場が魅力を失いつつあるためだ。

バイエルコリアは9日、京畿道安城(キョンギドアンソン)に位置した安城工場を、今年末まで運営することにしたと明らかにした。この工場ではコンピューター断層撮影(CT)等に使われる造影剤を生産する。バイエルコリアは当初、今年6月に造影剤の生産を中止することにしていたが、生産終了時点を6カ月遅らせた。バイエルコリアの関係者は、「ドイツ工場で生産した製品を輸入し、販売する予定だ」と話した。

 
韓国の造影剤の市場規模は5000億ウォン(約494億円)水準だ。最近、磁気共鳴画像撮影(MRI)やCT撮影が増え、造影剤市場は毎年10%以上成長している。にもかかわらず、バイエルコリアが造影剤の韓国生産中止を決めた原因は、ジェネリック医薬品だ。バイエルコリアの関係者は、「韓国で生産するジェネリック医薬品が増え、競争が激しくなったので生産中止に踏み切ることになった」と話した。

韓国ヤンセンも、タイレノールなどの錠剤を生産する京畿道華城市郷南(キョンギドファソンシヒャンナム)工場を2021年末まで稼働すると、最近決定した。郷南工場は1983年に医薬品生産を始めたが、それから35年後の稼働中止が決まったのだ。2008年、ヤンセンファーマのアジア地域生産拠点工場に指定された郷南工場は、ここ10年間ベトナム・タイ・マレーシアなどに錠剤を輸出した。

郷南工場の撤収から、グローバル製薬会社の生産戦略の変化が読み取れる。グローバル製薬会社の主力医薬品は、タイレノールのような相対的に安価な錠剤から抗癌剤や免疫治療剤など、付加価値の高い医薬品に移っている。

製薬業界では、グローバル製薬会社の韓国生産工場撤収が、東南アジア市場を念頭に置いたものだとの見通しもある。タイとインドネシアを筆頭に、人口6億人の東南アジア市場は早いスピードで成長している。大韓貿易投資振興公社(KOTRA)によると、東南アジア諸国連合(ASEAN)の医薬品輸入市場は、2010年から2016年まで年平均6.6%成長した。ASEANの医薬品輸入市場は2020年まで年平均8.4%で一層急速に成長するとKOTRAは見込んでいる。製薬業界の関係者は「東南アジアは韓国より人件費が安く、市場拡大の可能性が大きいため、グローバル製薬会社の投資が続いている」と述べた。

輸入医薬品の規制緩和も、多国籍製薬会社の生産工場移転の原因の一つだ。従来は輸入医薬品の場合、健康保険給与を支給しなかったが、1999年から関連規定が変わった。韓国ノバルティス(2002年)を始め、韓国リリー(2005年)、韓国ファイザー(2006年)、韓国ロシュ(2008年)、韓国MSD(2009年)等、グローバル製薬会社の相次ぐ韓国生産基地撤収により、韓国に工場を置いたグローバル製薬会社は韓国ジョンソン・エンド・ジョンソン、韓国ヤンセン(ワクチン)・韓国大塚製薬の3社に減る予定だ。

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