第2ロッテワールド低層階、来月の臨時オープン不許可
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.18 09:47
ソウル市が、第2ロッテワールドの低層階の臨時オープンをいったん不許可とした。8月にアベニュエル棟・カジュアル棟・エンターテインメント棟を早期オープンして本格的な営業に出ようとしていたロッテの計画は当分の間、進行が困難になった。ソウル市は17日「ロッテ側が先月提出した第2ロッテワールド低層階の臨時使用の承認申請に対して『安全・防災・交通対策』なとの不備事項を補完するよう通知する」と明らかにした。
123階建ての第2ロッテワールドは国内最大の高さ(555メートル)となる超高層ビルだ。ロッテが臨時使用を申請したのは建物の低層階部分で、ショッピングモール・アーケードなどの大衆利用施設が入っている。ロッテは今年初めに低層階をオープンさせようとしたが、鋳型落下・配管破裂・火災などの各種事故が発生して承認が延期されていた。蚕室(チャムシル)駅周辺の交通渋滞も論争になっていた。ソウル市のジン・ヒソン住宅政策室長は「低層階がオープンしても超高層タワー棟の工事が続くことを考慮し、工事現場の安全対策をさらに細かく立てなければならない」と話した。