韓国開発研究院「来年第1四半期の就業者増加率0%になるかも」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.07 16:59
来年第1四半期の就業者数の増加幅が「ゼロ」水準にとどまる可能性があるという展望が発表された。来年上半期の雇用状況が改善されるだろうとの政府と青瓦台(チョンワデ、大統領府)の予測とは違う数値だ。
韓国開発研究院(KDI)は7日、来年第1四半期の就業者数の増加幅がゼロ人台の水準となるものと予想している。KDIの展望値通りに来年第1四半期の就業者増加率が0%台となれば、2009年第1四半期(-14万人)以降10年ぶりに最低水準になる。KDIのキム・ヒョンウク・マクロ経済研究部長は「来年第1四半期の就業者数の増加幅も今年第4四半期のようにゼロ人前後になるものとみられ、大きく改善されないだろう」とし「雇用状況が少なくとも来年第1四半期から長い目で見れば上半期まで振るわない可能性が大きい」と話した。また、「今年は(就業者数の増加幅が)の上から下に下がる『上高下低』傾向だったといえば、来年には下から上に上がる『上低下高』の状況になるだろう」と説明した。KDIが予想した来年の就業者数の増加幅は10万人前後だ。