日本人学者「ハングル、空気振動にすぎない音を文字に変えた驚く技術」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.09 13:44
ハングルの特性と優秀性を認める専門家は現代言語学が胎動した西洋だけにいるのではない。隣国の日本にもいる。美術家として活動していたが、方向転換した言語学者、野間秀樹氏だ。
野間氏は2010年に日本で出した著書『ハングルの誕生』で「紀元前2000年ごろ、今のシリア・パレスチナ地域で始まった表音文字、アルファベットロードが朝鮮半島に達して確固たる終焉を宣言した」とし「朝鮮王朝の文字がユーラシアの頂上にそびえ立った」と記述した。『訓民正音解例本』の発音機関の形をまねて字を作ったという点に言及しながら驚きを表し、世宗(セジョン)は単なる賢明な君主ではなく極限まで学ぼうとする知性を持っていたと評価した。