韓経:韓国造船産業に希望…7-9月期受注シェア53%
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.09 10:48
韓国造船企業の今年7-9月期の受注シェアが過去最高の53%となった。造船業況の改善につながるという見方が出ている。
英造船・海運分析機関クラークソンリサーチによると、韓国造船企業の9月の新規受注量は163万2000CGT(船舶建造難易度を考慮して標準貨物船に換算したトン数)だった。今月の世界の新規受注量は252万2000CGTであり、シェアは64.7%にのぼる。同月の中国の受注は35万5000CGT(14.1%)にすぎなかった。2006年5月以降の月間の最低水準だ。
7-9月期の韓国造船企業の新規受注量は341万1000CGTだった。世界市場シェアは52.7%で過去最高。2位の中国(20.3%)との差は約32ポイントにのぼった。日本は68万1000CGT(10.5%)の受注にとどまった。今年1-9月の新規受注量は韓国が950万3000CGT(45.0%)、中国が651万1000CGT(30.8%)、日本が243万4000CGT(11.5%)だ。