韓経:外国人が「セルコリア」…KOSDAQは700割れ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.07 08:20
外国人が韓国株を売り、6日、KOSPI(韓国総合株価指数)とKOSDAQが急落した。世界的な景気減速を懸念して外国人が韓国など新興国の株式市場から手を引いているという分析だ。中国情報技術(IT)企業、華為技術(ファーウェイ)の最高財務責任者(CFO)がカナダで米国の要請を受けて逮捕されたことも米中貿易戦争が激化するという懸念を強め、株価急落に影響を及ぼした。
この日、KOSPIは1.55%下落、10月26日以来最大の落ち幅となり、4営業日ぶりに2100を割った。外国人は3891億ウォン(約390億円)の売り越しとなった。先物(1127億ウォン、KSP200先物基準)まで合わせると5000億ウォン以上となる。KOSDAQも外国人と機関の売り越しがそれぞれ855億ウォン、842億ウォンとなり、3.24%も下落した。
マッコーリー資産運用のチョン・ギョンデ株式運用本部長は「世界的な景気失速懸念から外国人が新興国証券市場から資金を抜いたのが韓国市場にも影響を及ぼした」」とし「取引中に現物・先物を合わせて1兆ウォン近い外国人売りが出たが、その受け皿がなく落ち幅が拡大した」と分析した。