トランプ氏、訪日演説で東海でない「日本海」と表現…韓国外交界「残念」

トランプ氏、訪日演説で東海でない「日本海」と表現…韓国外交界「残念」

2019年05月29日08時21分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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トランプ大統領と安倍首相(写真=安倍首相のツイッター)
  ドナルド・トランプ米大統領が訪日最後の日である28日、東海(トンへ、日本名・日本海)を日本海(Sea of Japan)と言った。横須賀にある米国海軍基地を訪問して強襲上陸艦「ワスプ」に上がって米軍を対象にした演説でだ。トランプ大統領は米軍将兵に「皆さんは黄海(the Yellow Sea)、日本海、東シナ海(the East China Sea)、そして南シナ海(the South China Sea)を自負心を持って守っている」として「皆さんは祖国と同盟国を敵のミサイル攻撃から防御している」と話した。

  外交界ではトランプ大統領が意図的に「東海(East Sea)」の代わりに「日本海」という名称を使った可能性は高くないと見ている。それでも韓日間敏感な懸案の中の一つである東海表記問題をめぐり、トランプ大統領が「日本海」と言及すると韓国政府はこれまでの方針を再確認した。

  キム・インチョル外交部報道官は28日、定例記者会見で関連質問を受け「東海表記に対するわれわれの立場は一貫して明確だ」として「現在としては東海は併記されなければならないという立場」と話した。ただ、キム報道官はトランプ大統領の「日本海」言及に対しては直接的な論評を避け、「確認して申し上げる事項があれば申し上げる」にとどめた。

  「東海」と「日本海」の併記問題をめぐって韓日はずっと葛藤中だ。国際水路機関(IHO)は2月「日本海を単独で表記する地図製作指針の改正問題に対して韓国と協議せよ」と日本政府に要請した。日本政府はこれを受け、韓国と非公式協議はすることに方針を定めたが、「東海」の併記を要求する韓国政府の立場は協議しないという確固たる立場を貫いている。これのため、トランプ大統領の「日本海」演説をめぐり今後日本政府は韓国の東海併記主張を聞き入れる理由がないという根拠として前面に出す可能性がある。

  申ガク秀(シン・ガクス)元駐日韓国大使は「トランプ大統領が『日本海』名称を使ったのは現在韓国外交の現住所を見せる」として「米国が公式に『日本海』名称を使ってきたため驚くことはないが、今回の(トランプ大統領の)訪日を機に米日同盟が一層強化された状況から出たということから残念だ」と話した。趙太庸(チョ・テヨン)前外交部次官は「韓国外交部に困難が多いが、実務陣が気を引き締めて外交力を発揮することが重要だ」と助言した。
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