トランプ氏、真珠湾を空襲した空母「加賀」の名を冠した戦艦に乗艦(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.29 07:34
◆「かが」の過去・現在・未来
「かが」はもともと日本帝国主義時代の航空母艦の名称だった。1921年、戦艦として進水した「加賀」は28年に空母に改造されて日本の主力空母として活躍した。32年の上海事変と37年日中戦争にも参戦した。41年12月7日、日本がハワイ真珠湾の米軍基地を空襲する時に先鋒に立ったのがこの「加賀」だった。だが1942年6月4日のミッドウェー海戦で米海軍の急降下爆撃機の攻撃を受けて沈没した。
1隻の「加賀」が沈没し、73年ぶりの2015年8月27日に2隻の「かが」が進水した。建造時から航空機の離発着ができるように設計された。防衛省は、「最初から空母を念頭に置いていた」という主張を否定した。だが、駐日韓国大使館の国防武官を務めたクォン・テファン氏(国防大学教授)は「『かが』で航空機の解体整備(完全に分解した後に再び組み立てる整備)が可能だ」とし「これは初めから遠距離作戦に投じようと作った空母という意味」と断言した。