日本、「靖国から父の名前を外してほしい」無視…韓国遺族の要求を棄却
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.29 07:17
戦犯の位牌が祀られている靖国神社に合祀された韓半島(朝鮮半島)出身軍人・軍属を合祀から外してほしいとして遺族が提起した訴訟で日本裁判所が原告である遺族に敗訴判決を言い渡した。
東京地方裁判所は28日、合祀者遺族27人が2013年10月22日に提起した2次靖国合祀取り消し訴訟で原告の要求を棄却した。この日の判決は訴訟を提起して5年7カ月目に出たものだが、裁判所が判決を読み終えるのにかかった時間はただ5秒だった。
裁判所は「原告のすべての要求を棄却する。訴訟費用は原告側が負担する」という短い判決だけを出したまま、判決の理由も明らかにせず判事席から離れた。共同通信によると、裁判所は合祀が故人の名誉を傷つけたという原告側の主張を「合祀事実が公表されないため(合祀されたとのことが)不特定多数に知らされる可能性がない」として受け入れられなかった。