韓国検察、李明博氏に懲役20年を求刑 「『真っ赤な嘘』とだまして当選」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.06 16:38
110億ウォン(約10憶9000万円)台の賄賂授受と350億ウォン台の横領などの疑惑で拘束起訴された李明博(イ・ミョンバク)元大統領に対して検察が懲役20年の重刑を求刑した。
検察はソウル中央地裁刑事合意27部(部長判事チョン・ゲソン)審理として6日開かれた結審公判で「李元大統領は自身の利益のために国民から委任された大統領の職務権限を私有化することで憲法の価値を傷つけた」として懲役20年、罰金150億、追徴金111億4131万ウォンを求刑した。
また、「国民のために奉仕しなければならない国家機関と公職を私益の追求に動員し、自由民主主義における市場経済の秩序と職業公務員制など憲法が保障する核心価値を蹂躪した」として「その結果、犯罪によって拘束された歴代4番目の大統領に記録され、憲政史に消すことのできない汚点を残した」と強調した。