「正恩氏、終戦宣言は在韓米軍撤収と全く関係ないという立場」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.06 14:55
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の北朝鮮特別使節団を率いて平壌(ピョンヤン)に行ってきた青瓦台(チョンワデ、大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が「韓米同盟が弱まるとか在韓米軍が撤収すべきだとかいうことは、終戦宣言と全く関係がないことではないか」と話したと伝えた。
鄭室長は6日午前、青瓦台春秋館で行われた訪朝関連の記者会見で、終戦宣言に関連した質問が出てくると「金委員長が米国と南側(韓国)の一部から提起されている懸念についてこのような立場を示した」と明らかにした。
鄭室長は「終戦宣言はすでに4・27南北首脳会談で年内に実現することで合意していた」とし「韓国政府は終戦宣言は政治的宣言で、関連国間の信頼を築くための最初の段階と考えている。北朝鮮もこのようなわれわれの判断に共感している」と述べた。