韓国外交部長官の「米国国籍」長女、韓国国籍を回復
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.03 13:27
韓国外交部の康京和(カン・ギョンファ)長官の人事聴聞会の時に、米国国籍で問題になった長女が韓国国籍を回復した。
3日、法務部は電子官報に掲載した告示を通じて、康長官の長女イさん(34)に対する国籍回復を許可すると明らかにした。イさんは康長官が留学中だった1984年に米国で生まれて先天的二重国籍者となり、2006年に、国籍法上の国籍選択義務規定により韓国国籍を喪失して米国国籍を選択した。
長女の国籍が議論になると、康長官は昨年5月の人事聴聞会で韓国国籍回復を約束し、直後に回復手続きに着手した。当時、康長官側は「母親が外交長官として米国と外交交渉や協議などを進めなければならない状況が続くはずだが、娘が米国国籍を継続して持っているのは適切ではないと判断した」と説明した。