「韓国科学界トップ総入れ替え、過去にないレベル」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.06 09:46
「あまりにも突然であり、機関トップが一斉に交代している。大徳(テドク)特区内の科学関係者の危機感が高まっているようだ」。
先月30日、科学技術情報通信部(科技情通部)が申成澈(シン・ソンチョル)韓国科学技術院(KAIST)総長の職務停止要請をKAIST理事会に送ったことが伝えられ、文在寅(ムン・ジェイン)政権のいわゆる「科学技術界の総入れ替え」が加速化するのではという懸念が強まっている。これに先立ち科技情通部は28日、ソウル中央地検に申総長を国家研究費横領および背任容疑で告発した。しかし申総長が記者会見で疑惑について積極的に釈明し、「科技情通部から監査報告書も受けたことがない」と明らかにし、慣行的に行われてきた交代も度が過ぎるという指摘が続いている。