韓経:【社説】韓米FTA5周年、反対扇動者はどこへ行ったのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.14 13:06
韓米FTA(自由貿易協定)の発効から明日でちょうど5年となる。推進から発効まで韓国社会を深刻に混乱させたのが数日前のように記憶されている。当時、大韓民国の経済が滅びて庶民の生活は破綻するという怪談が多かった。米国の無限競争システムが韓国に移植される通路になる、資本家の利益のための屈辱的な交渉という声も広まった。
極限反対闘争は政界が率先した。テレビなどメディアでも「国を売り飛ばす協定」という見方が続いた。都心では各種市民団体と労働者・農民団体が主導する大規模な集会が絶えなかった。この人たちは亡国的なFTAを撤回するべきだと声を高めた。協定締結の主役を売国奴と呼んだりもした。しかしこの5年間のFTAの成果は反対論者の主張とは正反対だ。両国ともに互恵的利益を抱かせた協定だったことを立証している。
◆韓国・米国経済に「ウィン・ウィン」