歌手で俳優のキム・ヒョンジュンさんの元恋人Ａさんが、証拠を操作して妊娠したと嘘をついていた。検察が確保した裏付け証拠によって明らかになった。

１８日、韓国メディアＯＳＥＮによると、検察はＡさんに対する捜査の過程で、（２０１４年）５月の暴行による流産および１２月の妊娠中絶などの主張がどれも偽りだったことを裏付ける証拠を確保した。

Ａさんはメッセンジャーアプリ「カカオトーク」の対話内容のうち、妊娠テストおよび流産関連の一部内容を削除するなどの手口で証拠を操作した後、キム・ヒョンジュンさんに対して１６億ウォン（約１億５６００万円）の損害賠償請求訴訟を起こしたが、逆にキム・ヒョンジュンさんが反訴して詐欺未遂として刑事法廷に立つことになった。

その後、自分の状況が不利になると、キム・ヒョンジュンさんの暴行で流産したという偽りのインタビューを流し、キム・ヒョンジュンさんの名誉を傷つけたと検察は判断した。Ａさんが妊娠中絶を強要されたと主張した当時、妊娠すらしていなかったことが分かった。裁判所は昨年９月の１審裁判で、Ａさんに対してキム・ヒョンジュンさんに１億ウォンを支払うよう命じる判決を下したが、Ａさんはこれに従わず控訴していた。

一方、キム・ヒョンジュンさんはことし２月１１日に軍服務を終えて社会に復帰する。