韓経:「日本が輸出規制した半導体素材、ドイツ企業が代替供給可能」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.22 11:02
「国産化は技術と市場を同時に確保することが前提にならなければいけない。これは結局、時間と資金の問題だ」。
金孝俊(キム・ヒョジュン)韓独商工会議所会長は21日、韓国経済新聞のインタビューで、日本がホワイト国(輸出手続き簡素化国)から韓国を除外したことに関連し「部品・素材の国産化をドイツ企業が積極的に支援する」と述べながらも、こうした慎重論に言及した。日本の輸出規制などに効率的に対処するためには輸入先多角化と国産化は分離して考えるべきという指摘だ。
技術と市場を確保した代表的な事例として韓国の自動車部品産業を挙げた。金会長は「ドイツのフォルクスワーゲングループやダイムラーグループなど自動車企業が韓国産部品の購買を増やしている」とし「BMWグループだけを見ても460余りの韓国企業を通じてこれまで計34兆ウォン(約3兆円)の韓国産部品を購入した」と伝えた。韓国製品が技術的には中国を、価格競争力では日本を上回っているからだと説明した。