韓国大邱の11メートル「空の列車」、相次ぐ事故で不安高まる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.05 14:30
高さ11メートルの「空の列車」大邱(テグ)都市鉄道3号線で今月2日、今年に入って3回目の事故が発生して市民の不安が高まっている。都市鉄道公社側は今回の事故原因に指定された連結装置「フィンガープレート」を2020年までに全面交換する方針だ。
2日午後4時19分、大邱都市鉄道3号線八達(パルダル)駅で列車が立ち往生した。駅に停車したので人命被害はなかったが、帰宅途中の市民は大きな不便を強いられた。都市鉄道公社側は13時間にわたる修理を終えて、今回の事故原因をフィンガープレート欠陥だと判断した。
フィンガープレートはモノレールの都市鉄道3号線に設置された連結部品だ。3号線は北区東湖洞(プック・トンホドン)から寿城区凡物洞(スソング・ポムムルドン)までの23.95キロを地上から平均11メートルの高さに設置した軌道ビームに連結している。フィンガープレートはこの軌道ビームのジョイント部分で、気温によって収縮または膨張しながら軌道ビームを安定させる役割を果たす。