THAAD報復も…韓国化粧品の対中国オンライン販売増加
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.05 10:13
高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をめぐる中国の経済報復にもかかわらず、1-3月期に中国の消費者が韓国からオンラインで直接購入した金額は50%以上増えたことが調査で分かった。ただ、増加幅は過去に比べると小さく、THAAD報復の影響を表した。
統計庁が4日に発表した「3月のオンラインショッピング動向」によると、1-3月期の中国に対するオンライン海外直接販売額は6218億ウォン(約620億円)と、前年同期比59.2%増えた。前期比でも6.2%増となった。しかし前年同期比の増加幅は2015年(170.3%)、2016年(107.9%)に比べて低下した。
1-3月期のオンライン海外直接販売額全体(7716億ウォン)で中国が占める割合は80.6%と圧倒的に多い。米国(458億ウォン)、日本(339億ウォン)、東南アジア諸国連合(ASEAN、207億ウォン)が後に続いた。