文大統領「日本の絶対優位多いが、我々は克服することができる」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.23 07:19
安倍晋三首相が率いる自民党など連立与党が第25回参議院選挙で過半数の議席を確保した翌日である22日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領は「日本」に2度言及した。日本に対するメッセージというよりは国民に対するメッセージの形だった。「日本に勝つことができる」という趣旨だった。
文大統領はこの日、首席・補佐官会議で「世界経済の環境が悪化して日本の輸出規制まで加わり、韓国経済に対して心配が多い」としながら経済問題について言及し始めた。文大統領は「時価総額1兆ウォン(約916億円)を越えるユニコーン企業数も1年で3社から9社に増加した。政府が第2ベンチャー造成政策を推進したことも大きく寄与した」と話した。文大統領は続いて「自由貿易秩序を損なう技術覇権が経済を脅かす状況でも、新技術の革新創業が重要な解決法になりえる。特に、部品・材料分野でもユニコーン企業と強小企業が出現することを期待する。国家的次元の支援を惜しまない」と話した。
一言でいえば「ベンチャー業界で政府の支援などに後押しされてユニコーンが登場したが、今回問題になった部品・材料分野でもこのような結果を出せるように支援する」ということだ。文大統領は「これまで我々は家電・電子・半導体・造船など多くの産業分野で日本の絶対優位を一つずつ克服して追い越してきた。我々はできる」としながら冒頭発言を締めくくった。