ビクター・チャ氏「文大統領の目標は統一ではなく1国2体制」

ビクター・チャ氏「文大統領の目標は統一ではなく1国2体制」

2019年03月28日10時27分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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米戦略国際問題研究所(CSIS)上級顧問で韓国碩座のビクター・チャ氏が昨年10月22日、ソウル中区のウェスティン朝鮮ホテルで中央日報とのインタビューに答えている。
  米戦略国際問題研究所(CSIS)のビクター・チャ韓国碩座が文在寅(ムン・ジェイン)大統領の目標は韓半島統一ではなく1国2体制、すなわち「連邦制」だと主張した。

  27日(現地時間)、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、ホワイトハウス国家安保会議アジア担当局長を務めたチャ氏は文大統領が韓国と北朝鮮を経済的には合併して政治的には「相当期間(for the foreseeable future)」分離した体制で維持しようという考えだとの分析を出した。

  チャ氏は「文大統領が北朝鮮を対話テーブルにつかせようと経済的インセンティブを利用しようとするが、これは米国の北朝鮮制裁履行戦略を弱化させる」としながら米国に対しては「北朝鮮との交渉の核心テコは経済制裁であるため制裁を強化しなければならない」と明らかにした。

  チャ氏によると、先月ハノイ首脳会談で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が最も望んでいたのは「制裁緩和」だった。

  チャ氏は「北朝鮮が核放棄せずに制裁緩和を要求する過去の交渉戦略を使っている」とし「したがって追加制裁を通じて北朝鮮の交渉態度を変えさせなければならない」とも述べた。金委員長がハノイ会談で要求したのが韓半島の平和や米国と関係正常化ではなく制裁緩和だけだったため、制裁緩和がテコの核心になるという解釈だ。

  チャ氏は「これに伴い、制裁強化法案である『LEED Act』などが交渉を進展させることが非常に重要だ」としながら「このために北朝鮮に対して、制裁ではない戦略的忍耐に戻ってはいけない」と指摘した。北朝鮮がシンガポール第1回米朝首脳会談以降も核兵器備蓄量を増やし、米朝交渉中にも隠しておいたミサイル基地を公開しなかったという理由からだ。

  CSISの調査結果によると、北朝鮮は短距離と中距離弾道ミサイルを保管する少なくとも20カ所の未申告ミサイル基地がある。だが、北朝鮮は米朝交渉でこれを申告しなかった。

  チャ氏は「このような状況の中で、米国の北朝鮮戦略が『忍耐』に旋回するなら、北朝鮮の核拡散脅威を防ぐことはできない」と警告した。
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