韓経:現代車会長「2018年までに中国で1000万台販売…高品質の新車で勝負」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.19 09:56
中国は2009年、米国を抜いて世界最大の自動車市場となった。フォルクスワーゲン、ゼネラルモーターズ(GM)などグローバル自動車企業は急増する中国の自動車需要に対応するため最近、増設競争をしている。現代自動車グループもこの競争に飛び込んだ。現代車は年間生産能力30万台規模の河北省滄州第4工場を18日に竣工し、日産を抜いて中国現地生産能力3位に浮上した。滄州工場の竣工とともに中国戦略車種の投入拡大、エコカーラインナップの補強、販売網の強化などで現代・起亜自動車の中国市場シェア10%を回復する計画だ。
◆中国戦略車種の新型ベルナ生産
北京に第1、2,3工場がある現代車の中国現地生産能力は年間121万台で、GM(405万台)、フォルクスワーゲン(381万台)、日産(133万台)に次ぐ4位だった。今回の滄州工場稼働で現代車の年間生産能力は151万台に増え、日産を上回った。来年8月に竣工予定の重慶第5工場(年間30万台)までが加われば、現代車の中国現地生産能力は181万台に増える。起亜車(89万台)と合わせると、現代車グループの中国生産能力は来年270万台に増える。鄭夢九(チョン・モング)現代車グループ会長は「滄州工場の竣工をきっかけに北京現代の新たな飛躍を成し遂げる」と述べた。