北朝鮮、米中露は相手にしながら韓国には沈黙
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.24 18:08
金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長が習近平中国国家主席と首脳会談を終え、ドナルド・トランプ米大統領の親書を公開してG2(主要2カ国)同時外交を誇示した。特に、金委員長が習主席と首脳会談前にトランプ大統領に親書を送り、首脳会談後トランプ大統領から親書を受けた姿を演出した点を注目する必要があるという指摘が多い。北朝鮮が中国と首脳会談をしながら米国とも接触したからだ。金委員長が米中貿易戦争の局面でG2の競争構図を活用した外交力を駆使したという評価が出る理由だ。金委員長は4月にはウラジミール・プーチン露大統領と首脳会談を行った。
2月ハノイ第2回米朝首脳会談の「ノーディール」以降衝撃を受けた金委員長が露朝首脳会談で始動した後、中朝首脳会談と親書外交で非核化交渉に本格的に出たという見方だ。