2018年の電気自動車バッテリー市場…中国が掌握、日本は独走、韓国は後退
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.04 14:54
電気自動車用バッテリー市場で、昨年は日本の独走と中国の躍進が目立つ中、韓国はむしろ後退したことが分かった。バッテリー市場規模は昨年約6兆ウォン(約5784億円)程度だったが来年は20兆ウォンを越えるというのが業界の分析だ。また、2050年ぐらいになれば世界で走る車両の50%以上が電気自動車に変わるだろうという予測もあり、電気自動車用バッテリー市場はさらなるスピードで成長するものとみられる。
4日、エネルギー業界市場調査機関「SNEリサーチ」によると、昨年1~11月の世界電気自動車(EV、PHEV、HEV)用バッテリー出荷量は前年比73%増となる76.9GWhだった。上位10社には日本が3社、中国が5社、韓国が2社それぞれ入った。
1位は日本のパナソニックだ。パナソニックはテスラモデル3にバッテリーを供給したことで17.6GWhのバッテリーを出荷して前年比出荷量が113%増えた。日産と日本電気の合弁会社であるAESCも2.7GWhのバッテリーを出荷して5位に入った。ここにパナソニックとトヨタのバッテリー合弁会社であるPEVEが1.7GWhの出荷量で10位にランクインした。3社の世界電気自動車用バッテリー市場占有率は29.7%だ。