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【社説】北朝鮮寄り統一長官候補の任命 熟考すべき=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.27 15:11
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暴言や偏った理念で批判を受けている金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一部長官候補の人事聴聞会が昨日終わった。与野党議員は金候補がSNSに載せたコメントを取り上げながら批判したが、金候補は「深く反省する」「申し訳ない」などの言葉を繰り返して避けた。韓国哨戒艦「天安」爆沈と延坪島(ヨンピョンド)砲撃を偶発的事件と主張したことも「趣旨が誤って伝えられた」と言いながらうやむやにした。

野党の決定的な一発をかわして苦しい弁解で目の前の危機を乗り越えたのかもしれないが、こうした態度は極めて遺憾だ。責任を負えない発言を乱発したという事実は公人としての資質を疑わせる。人の資質と性分は普段の言動に表れ、簡単に変わるものではない。野党側が主張するように、長官になるためにただ反省するジェスチャーを見せているだけではないのかと問うしかない。

 
さらに大きな心配は、これまで金候補が見せてきた理念だ。金候補は親北主義者ではないかと疑わせるほど過激な発言を繰り返してきた人物だ。金剛山(クムガンサン)観光中に北朝鮮兵に射殺されたパク・ワンジャさんの事件を「通過儀礼」と表現した。特に金候補は北朝鮮に経済的圧力を加えても効果がないという「制裁無用論」を主張してきた代表的な学者だ。さらに韓国哨戒艦「天安」爆沈事件後に取られた5・24措置については「馬鹿みたいな制裁」と批判した。こうした考えの金候補が統一政策を展開することになれば、どのような結果を招くだろうか。核で武装した北朝鮮を無条件に支援するようなことが生じる可能性が高い。もしかすると現政権が金候補を統一部長官に座らせようとするのもそのためかもしれない。

学者としては左右はさておき自らの学問的所信を主張するのが当然だ。しかし現実に足を踏み入れて風浪を乗り越えていく政策決定者は違う。自分の道だけにこだわってはいけない。世の中の多くの利害関係や現実性などすべてを念頭に置いて政策を進めなければいけない。

こうした面で過度に北朝鮮寄りの立場を明らかにしてきた金候補を統一政策のトップに任命するのは穏当でない。特に最近のように国際社会がスクラムを組んで対北朝鮮圧力に集中する中、制裁無用論を信奉する人が統一部長官になればどうなるだろうか。現政権に対する米国の不信感はすでにピークに達していて、韓米同盟が奈落に落ちるのは明白だ。ハノイ米朝首脳会談以降、漂流する北朝鮮の非核化過程を本軌道に乗せるためにも、金候補の任命は熟考が求められる。

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