「テロ犯の爆発物、レーザーで遠隔爆破可能」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.08.03 09:42
アフガニスタンやイラクなどで反乱軍またはテロ犯が使用する即席爆発装置(IED)をレーザーで遠隔爆破できる、という研究結果が出てきた。
国防科学研究所(所長パク・チャンギュ)のシン・ワンスン博士が2日、大田(テジョン)コンベンションセンターで開かれた「国防科学研究所(ADD)創設40周年総合学術大会」で発表した論文「レーザーによる遠距離火薬点火」でだ。
シン博士によると、レーザーを125メートル離れた場所から即席爆発装置に10秒間照らせば爆発物が爆破するという。シン博士は、もう少し強力なレーザーを使えば1キロ離れた場所から厚さ1.5ミリの金属ケースに入った火薬も10秒以内に点火させて爆破できる、という実験結果を出した。IEDはアフガニスタンで米軍死傷者を最も多く出すテロ犯の武器。