<第2回米朝首脳会談>金正恩委員長、引き返すにはあまりにも前進…「局面は維持するはず」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.01 07:47
2回目の米朝首脳会談が決裂した中、国際社会の視線は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長に向かっている。「金正恩委員長の選択」によって非核化交渉と韓半島(朝鮮半島)情勢が変わるからだ。ひとまず北朝鮮が直ちに局面を壊すような挑発はしないというのが、多くの北朝鮮専門家の見方だ。北朝鮮がしばらく米国の意図と状況の把握に注力するという前提でだ。
しかし冷却期を経た後、金委員長が挑発と対話の2つの選択肢のうち1つを選ぶという見方も出ている。当分は対話の動力を維持するだろうが、年初の「新年の辞」で明らかにした「新たな道」、すなわち軍事挑発カードを取り出す可能性も排除できない状況だ。
◆「静中の動」対話