サムスン、日本で規制対象のEUV技術を説明
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.21 07:53
サムスン電子が来月、日本で先端半導体技術を紹介する「サムスン・ファウンドリー・フォーラム(SFF)2019ジャパン」行事を予定通り開催する。特に日本が素材輸出規制のターゲットにした極端紫外線(EUV=Extreme Ultra Violet)工程に関する説明もする予定だ。
業界によると、サムスン電子は9月4日に東京の品川インターシティホールで開催されるグローバルファウンドリーフォーラムに向けて最後の準備作業に取り組んでいる。このフォーラムは、サムスン電子が2016年から毎年、主要国を回りながらファブレス(半導体設計専門会社)顧客とパートナーを対象にサムスンファウンドリー(半導体委託生産)事業の最新技術を紹介し、協力関係を深めるために開いている行事。
今年は米国(5月)をはじめ、中国(6月)、韓国(7月)で開催し、日本(9月)とドイツ(10月)での行事が予定されている。今回の日本行事にはチョン・ウンスン・ファウンドリー事業部社長とイ・サンヒョン・マーケティングチーム長(常務)が出席する予定だ。この行事でサムスン電子はアプリケーションプロセッサ(AP)「エクシノス9825」など7ナノEUV工程で製作した製品、4月に業界で初めて開発に成功した5ナノ工程、来年から本格的に稼働する華城(ファソン)EUV専用生産ラインなどを紹介するという。また、ファブレス顧客に製品設計を支援する「SAFE」(サムスン・アドバンスド・ファウンドリー・エコシステム) プログラムを積極的に知らせる。