韓国イシューを選挙に活用…安倍氏、改憲ドライブに動力得た
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.22 07:51
21日の第25回参議院選挙は、戦後最長執権記録を継続している安倍晋三首相に対する信任投票という性格が色濃かった。安倍首相と自民党は2012年12月以降、衆議院や参議院などいわゆる「国政選挙」で無敗を続けている。安倍首相はこの日、自民党候補の当選便りが続いた午後9時44分ごろ、笑顔で党本部を訪れて当選者の名前にバラの花を付けるイベントをした。
「上院」に該当する日本の参議院議員の任期は6年で、3年ごとに半数を入れ替える。昨年の選挙法改正に伴う議席調整で参議院の定員は242議席から248議席に6議席増えた。既存の議席(242議席)の半分(121議席)に、増えた6席の半分である3議席を合わせた124席が今回の選挙で争われた。3年後の選挙までは暫定的に参議院は245席で運営される。
日本の連立与党である自民党と公明党は、今回の選挙の対象でない既存121議席のうち70議席をすでに確保している。今回、両党が53議席を獲得するだけで過半(123席)を維持することができる。立憲民主党・国民民主党・共産党・社民党など日本の野党は32選挙区に達する「1人区」で候補を一本化して「決死の抗戦」態勢で臨んだ。それでもこの日午後10時の開票状況で、自民党と公明党の議席は53を超え、今回の選挙で争われた124議席中過半数である64議席を確保した。