【コラム】K-POPが性差別主義を伝播する?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.27 11:59
時には外側からのほうがよく見える時がある。外部者として観点が違い、木ではなく森を見ることができるからだ。バーニング・サン事態を扱う国内・外の見解の違いがそうだ。韓国内では警察のコネ、麻薬・隠し撮り犯罪、芸能人など登場人物に関心を持つ。海外メディアは蔓延した性売買とハングルをそのまま翻訳した「molka(盗み撮り)」を説明して韓国女性の脆弱な人権問題を一緒に扱う。
韓国大衆音楽であるK-POPが性差別主義(sexism)を助長しているという主張は何年も続く論争の一つだ。女性アイドルの痩せ細った体型、露出衣装、セクシーな踊り、整形手術の慣行を、特に西欧社会では批判的な視線で見ている。アイドルの必需品である「愛嬌(エギョ)」は英語に翻訳せずに「aegyo」と書くほど韓国女性に特化した単語になった。米国外交専門誌「フォーリンポリシー」は「今回のK-POPセックススキャンダルは韓国社会において女性の役割に疑問を呈する事例」と伝えた。