世界の注目浴びた平昌アルペン競技場、違法施設に転落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.03 13:07
山林庁は3日、「平昌(ピョンチャン)冬季五輪アルペン競技場造成のため江原道(カンウォンド)に使用を許可した旌善郡(チョンソングン)の国有林を原状回復することを命令した」と明らかにした。これで全世界の注目を浴びた平昌冬季五輪アルペン競技場が今月1日で違法施設となった。山林庁は2014年に事後生態復元を条件に江原道に可里旺山(カリワンサン)の国有林1.01平方キロメートルを無償で貸した。賃貸期間は昨年12月31日で満了した。
復元命令により江原道は可里旺山滑降スキー場復元計画書を1月31日までに国有林使用許可機関である旌善国有林管理所に提出しなければならない。その後も江原道の全面復元履行の意思がなければ山林庁は行政代執行法により全面復元に向けた行政手続きに入る。2度目の命令後に山林庁が直接復元作業に出る。