韓国上場企業の純利益半減…この8年で最大の減少幅
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.20 09:18
「アーニングショック」だ。上半期にKOSPI上場企業の純利益が1年前と比較してほぼ半分となった。純利益と営業利益減少幅はこの8年で最も大きかった。売り上げは1年前と比較して事実上足踏み水準にとどまった。米中貿易紛争が激しくなり世界貿易が萎縮し、半導体業績が振るわないためだ。
19日に韓国取引所と韓国上場会社協議会が12月決算の有価証券市場(KOSPI)上場企業574社の連結財務諸表を分析した結果、これら企業の上半期の売上高は988兆24億ウォンで、昨年上半期より0.83%増えるのにとどまった。成長できない韓国経済の現実が赤裸々に明らかになった。
収益性は急激に落ち込んだ。上半期にKOSPI上場企業の純利益は37兆4879億ウォンで昨年上半期より42.95%減った。1年間で純利益が半分近く減ったのだ。同じ期間に営業利益は55兆581億ウォンで1年前より37.1%減少した。KOSPI上場企業営業利益と純利益減少率は連結財務諸表を作成し始めた2011年上半期以降最大値だ。