韓経:「利上げ・貿易摩擦・原油高…冬が近づいている」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.02 10:17
李昌ヨン(イ・チャンヨン)国際通貨基金(IMF)アジア太平洋担当局長が先月31日(現地時間)、「アジア太平洋地域の経済がグローバル緊縮、米中貿易摩擦、原油高という3つの逆風を受けている」とし「冬が近づいている」と警告した。危機を解決していく方法の一つとして積極的な市場開放を挙げた。米ワシントンのピーターソン国際経済研究所でした講演でだ。
IMF内でアジア太平洋地域経済を総括する李局長は米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げとこれによるドル高、欧州中央銀行(ECB)の流動性縮小の動きなどに言及し、グローバル緊縮の余波を憂慮した。アジア新興市場から先進国に資金が流出して危機が発生する可能性があると、李局長は指摘した。