駐韓日本大使館の前にゆっくり近づいていたワゴン車内で「パーン」…「反日感情の焼身自殺か確認中」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.19 12:09
19日午前3時24分ごろ、ソウル鍾路区中学洞(チョンノグ・チュンハクトン)のツインツリータワービルA棟の玄関前に止めていた車内で火事が発生してキム氏(77)が大きなけがをした。このビル8~11階には日本大使館・領事部が入居している。警察は現在、キム氏が自ら火事を起こしたと見て経緯などを確認している。
警察と消防当局によると、キム氏はこのビルの前の道路から歩道に直接ワゴン車を運転して入ってきた。右折しかできず玄関方向に突進することはできない構造となっている。ゆっくり走行していた車の中から突然「パーン」という爆発音が聞こえた。その後、火が起こった。当時、車内には約20個の携帯用ブタンガスと20リットルのガソリン2缶の引火性物質があった。
日本大使館が入居しているツインツリービルには警察の警備が配置されていたが、あまりにも一瞬で起きたことで阻止することができなかったという。車が停車する前に運転席に座っていたキム氏がライター火をつけて爆発が起きた。該当ビルの玄関は深夜0時から午前5時まで出入りが不可となっており昼間より配置要員も少なかった。