危機の韓国大学…国民の53%「進学の必要性低くなった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.02 08:28
韓国の国民の半数以上が大学進学の必要性を以前より低く見ていることが明らかになった。大学を卒業しても就職が不透明なうえに韓国の大学の競争力が高くないという認識のためだ。
中央日報大学評価チームが世論調査専門機関「リサーチアンドリサーチ」とともに全国の19歳以上の成人1000人を対象に大学進学の必要性に対する認識をアンケート調査した。10年前と比べた大学進学の必要性を尋ねたところ「必要性が低くなった」という回答者が半数以上(53.3%)だった。「高まった」という回答は13.2%に過ぎなかった。
回答者の学歴が高いほど大学教育の必要性が低くなったという回答の比率が高かった。このような回答が高卒以下では45.9%だった。大卒では53.6%、大学院以上では59.9%と比較的高かった。大学教育を経験した高学歴者の失望感がより大きいものと分析される。