「金正恩委員長、習近平主席に米国への不満吐露…中国の参加必要だ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.27 13:35
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が習近平中国国家主席に対し米国への不満を吐露したことが確認された。26日に韓国日報が入手した1月の中朝首脳会談の主要発言抜粋録によると、金委員長は「われわれは非核化に向け多くの努力をしてきた。だが米国はむしろ制裁を強化している」と話した。
その上で「米国がもう少し進展した姿勢を見せなければならない」「中国が先に立って役割をしてほしい」と話すなど米国の経済制裁緩和に向け中国の助けが必要だとの立場を明らかにしたという。
また、金委員長は「北朝鮮は今後改革開放をするだろう。(2回目の首脳会談で)平和協定も議論するだろう。休戦協定を早く平和協定に変えなければならない」とも話した。