G20を控えて日中密着が加速…中、原発事故以降7年ぶりに日本産米の輸入再開
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.30 16:33
中国政府が新潟県産米の輸入を電撃許可した。2011年3・11福島原発事故以降、初めて日本産農産物の輸入を許可した措置だ。韓日が強制労働賠償判決などで対立が激化している中で、日中両国の政治・経済密着が加速されて注目される。今回の輸入再開は30日、アルゼンチン・ブエノスアイレスで開かれる主要20カ国(G20)首脳会議直前に行われた。特に、台湾が24日、国民投票で福島一帯の農水産物の輸入禁止措置を継続することに決めたことにも逆行する。来年6月、大阪で開かれるG20首脳会議を契機に習近平主席の執権後初めての公式訪日が予定されており、日中蜜月は一段と深まるものとみられる。
中国海関総署は28日「評価を経て新潟県産米の輸入を許可する」という2018年第175号公告を発表した。但し書き条項も付けた。「新潟産米は新潟県で生産した稲および稲加工玄米を称する。海関総署に登録された日本産米の加工工場で加工した米」と「日本新潟産米は輸入時、中国の食品安全、植物衛生法律法規など要求に合致しなければならない」という条件をを付け、さらに公告は28日から施行すると明らかにした。