<インタビュー>河野外相「徴用工判決、極めて遺憾…日韓は切っても切れない関係」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.01 10:24
河野太郎外相は31日、中央日報との単独インタビューで、前日下された韓国大法院(最高裁に相当)の強制徴用賠償判決に対して「日本企業による今後の韓国への投資やビジネスを進める上での極めて大きな障害となりかねない」とし「韓国経済にとっても決して良い結果にならない」と明らかにした。河野氏は「日本企業は、韓国において安定的に積極的に事業活動を展開し、両国関係の発展に貢献してきたが、(今回の判決で)両国間の貿易投資関係が冷え込むなど、両国経済関係を損ないかねない」と述べた。日本の外相が韓国報道機関のインタビューに応じたのは、2012年12月の自民党安倍内閣発足以降、今回が初めてだ。インタビューは徴用判決に対する日本政府の立場を正確に聞き、対処しようとの趣旨で行われた。
書面で行われたインタビューで、河野氏は日本側の対応措置に関連し、「韓国政府が直ちに国際法違反の状態を是正することを含め、適切な措置を講ずることを強く求めている」とし「まずは韓国政府が具体的にどのような対応を講ずるか見極めたい」と明らかにした。河野氏は「3回目の南北首脳会談が行われ、金正恩(キム・ジョンウン)委員長のソウル訪問や2回目の米朝首脳会談が調整される中、北朝鮮問題についての日韓、日韓米の緊密な連携が今ほど重要なときはない」と述べた。あわせて「今回の判決が、このような日韓、日韓米の連携に影響を及ぼさないよう、韓国政府が適切な措置を講ずることを強く求める」とした。次は主な一問一答。