日本外交青書「韓国と非常に厳しい状況、中国とは新たな発展段階」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.24 07:02
日本政府が公式文書で韓国の重要性を低くし、逆に中国は高めた。日本外務省は23日、閣議に報告した今年の外交青書で「日韓関係は非常に厳しい状況に直面した」とし、韓国に対する心情をそのまま表現した。反面、中国に対しては「正常な軌道に戻り、新たな発展を目指す段階」とし、友好気流を強調した。日本は外交方針と国際情勢を整理したこの外交青書を1957年から毎年発行している。
今年の青書は、韓日関係の紹介文の冒頭に日本軍慰安婦、強制徴用被害者裁判、国際観艦式の旭日旗掲揚、韓国国会議員の独島(トクド、日本名・竹島)上陸、韓国海軍軍艦と自衛隊哨戒機間のレーダー葛藤など、両国間の葛藤懸案のほとんどを指摘した。2017年に明記された「韓国は戦略的利益を共有する最も重要な隣国」という表現はもちろん、この部分の代わりに昨年記入した「相互の信頼の下、未来志向の新時代へと発展させていく」という文面も削除された。