韓国造船業、7-9月期も低調な実績
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.01 09:58
韓国造船業界が今年7-9月期にも低調な成績表を受けた。サムスン重工業は赤字幅が拡大し、4期連続の赤字となった。現代重工業は黒字に転換したが、一時的な現象という分析だ。希望も見える。今年に入って造船の受注が大幅に増えているからだ。受注の成果が1、2年後に表れる点を勘案すると、来年下半期以降に造船業にも光が射す可能性が高い。
サムスン重工業は31日、今年7-9月期の売上高が連結基準で1兆3138億ウォン(約1300億円)、営業損失が1273億ウォンと発表した。前期(1005億ウォンの営業損失)に比べて赤字幅は拡大した。
サムスン重工業の関係者は「販売管理費など固定費の負担が大きかった」とし「鋼材や資機材の価格上昇、3年分の賃金交渉妥結による一過性費用の発生などの要因も影響を及ぼした」と述べた。