<MERS>40歳妊婦確診…14人目患者から48人感染=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.11 10:05
10日、中東呼吸器症候群(MERS)の新規患者は14人で前日(8人)よりも増えた。サムスンソウル病院応急室で感染した人が11人で前日(3人)よりも多かった。サムスンソウル病院応急室で感染した患者は計48人で、平沢(ピョンテク)聖母病院の感染患者数(36人)を上回った。サムスンソウル病院で確認されたた3次感染の中心にいるのは14人目の患者(35)だ。この患者が3次感染させた人数(48人)は最初の患者(68)による感染者(37人)より11人多い。事実上、今回のMERS拡散過程で最多の「スーパースプレッダー」となった。16人目の患者(40)は17人を感染させた。
サムスンソウル病院応急室に入院中の母親を見舞って14人目の患者に接した妊婦(40)は疾病管理本部の最終検査の結果、確診判定を受けた。この妊婦はこれに先立ちサムスンソウル病院で実施したMERS1次検査で陽性だったが、ソウル市保健環境研究院の2次検査で陰性結果となり疾病管理本部が再度確認検査を実施した。
状態が不安定な感染者も11人(9日9人)だ。先月27日に14人目の患者(35)が応急室にきた際に感染したサムスンソウル病院の医師(38)も状態が悪化した。鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理本部病気予防センター長はこの日の記者会見で「35人目の患者が酸素マスクを使っている」と話した。大田(テジョン)テチョン病院で87人目の患者(78、女)を看病していた介護者が感染して107人目の患者(64、女)になった。感染した介護者は4人だ。