「ワーナーFIFA元副会長、韓国が送ったハイチ地震義援金を着服」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.11 09:42
創立111年目にして最悪の危機に直面した国際サッカー連盟(FIFA)のジャック・ワーナー元副会長(72)が、韓国が送ったハイチ大地震当時の義援金まで着服したことが明らかになった。
英BBC放送が9日(現地時間)に入手した米国検察の捜査報告書によると、ワーナーは2010年にハイチに送られた義援金75万ドル(8億3000万ウォン)を流用した容疑を受けている。
世界最貧国の一つのハイチでは、当時の大地震で約20万人が死亡し、被災者180万人が発生した。ハイチ政府に伝えられるべき義援金75万ドルのうち50万ドルは大韓サッカー協会が、25万ドルはFIFAが拠出した。大韓サッカー協会は当時、鄭夢準(チョン・モンジュン)FIFA副会長が寄付した20万ドルとサッカー協会の寄付金10万ドルなどを集めて50万ドルとした。