中国のレアアース報復に…日本の対中依存度90%から2年後49%に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.18 09:28
「経済大国」日本も攻撃ばかりしてきたわけではない。韓国に輸出を規制したように、中国から経済報復を受けたこともあった。「尖閣諸島(中国名・釣魚島)」の領有権をめぐり日中が対立した当時だ。
尖閣紛争をめぐり中国は2010年、日本に対するレアアース輸出を制限し、日本製品不買運動や日本観光禁止措置などの規制に入った。特にレアアースは電子製品の必須素材であり、当時の中国輸入依存度は90%に達していた。日本が韓国に輸出を制限した半導体素材と似ている。当時の危機をうまく乗り越えた日本から学ぶべきだという分析が出ている。
日本を見ると、「中国の短期報復には耐え抜くべき」として毅然と対応した点が目を引く。まずレアアース輸出制限措置に対して中国への依存度を低めた。中国以外の国に輸入網を多角化し、オーストラリア、インド、カザフスタン、ベトナムなどでレアアース開発権を確保した。