【コラム】日本の関係復元動きに韓国も肯定的対応を(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.23 07:22
安倍は韓半島(朝鮮半島)に着眼した。金正恩(キム・ジョンウン)といつでも会うというラブコールを送った。ニューヨークを含めた世界の様々な場所で官房長官の菅義偉を含めた高官が北朝鮮と水面下接触をしたか、今後する予定だ。金正恩が文大統領を米朝仲裁者と認めず、米国の北朝鮮強硬論者も文大統領が金正恩の利益だけを代弁すると認識している今、トランプにとって話をよく聞く安倍は文大統領よりも米朝仲裁者として適任者と見ているかもしれない。
安倍が文大統領の米朝仲裁者役を横取りするという意味だ。そうなれば、安倍は文政府に北朝鮮カードをちらつかせることができる。金正恩は安倍を通じて米朝膠着状態を解消し、同時に最高300億ドル(約3兆3100億円)の植民地支配賠償を受けることができる日朝修交まで見通すことができる。韓国は日朝関係の進展と国交正常化を肯定的に受け入れて日本を活用しなければならない。反対する理由がない。日本も韓国に劣らず北朝鮮の核・ミサイルの脅威を受けている。安倍は米国の同意なく北朝鮮制裁に大きな穴をあける無理はしないだろう。