韓国の高齢者4人に1人「死にたい」「孤独死が心配」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.01 15:14
韓国の65歳以上の高齢者の10人に4人は老後の準備をしていなかったことが調査で分かった。4人に1人は孤独死を心配している。「死にたい」と考えたことがある高齢者も4人に1人いた。
国家人権委員会は昨年5-11月、全国の青壮年層(18歳以上65歳未満)500人と高齢者(65歳以上)1000人を対象にした高齢者人権実態調査の結果を含む「高齢者人権総合報告書」を「高齢者の日」(10月2日)を控えた1日に公開した。
高齢者の回答者1000人のうち26.0%は「死にたいと考えたことがあるか」という質問に「ある」と答えた。「経済的に厳しい」と答えた高齢者(43.2%)、「健康状態が良くない」という高齢者(39.1%)であるほど自殺を考えたことがある人の比率が高かった。「孤独死を心配している」と答えた高齢者も全体の23.6%にのぼり、70代前半(26.9%)と80代以上(26.8%)の比率が相対的に高かった。